自己紹介
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小学校の相談室で不登校になりたい相談をした次男。
相談室の先生から『学校に行くかどうかは親が決める』という話を聞いて「おれ、学校に行かなくてもいいよね!?」と言われた私。
相談室よ…。と思いつつ、いやいやまずは教育支援センターでお話してみようと連絡しました。
「教育支援センター(適応指導教室)」(以下、教育支援センター)は、主に小中学校を長期で休んでいる子どものために、学籍のある学校とは別の場所に教育委員会等が用意した公的機関です。一部高校生を受け入れているところもあります。
不登校の子どもをサポートする教育支援センター(適応指導教室)とは?支援の内容や、利用方法を解説【LITALICO発達ナビ】
私の住んでいる地域では、小1〜中3までの利用が可能で教育支援センターを利用した日は学校での出席扱いになるとのことでした。
私の地域の教育支援センターは古い一軒家で、年配の男性と女性が職員をされていました。
中に入ると、小学生くらいの男の子が2人、中学生くらいの男の子が1人いました。
ダイニングのような場所に案内され、今までの次男の様子を話しました。
学校に行きたくないこと、授業を受けず寝転がったり本を読んで過ごしていること、父親が夏に急死したことで不安定なところがあること。
その話の中で「WISC検査はされていますか?」と聞かれました。私はいつでも検査結果を見せれるようにスマホにフォルダーを作って残しているので、すぐに見せました。
上記は小学2年生のときに次男がうけたWISCです。IQは90あるので平均、または平均よりやや下になりますが、ワーキングメモリーが76と低く、一番高い知覚推理102と比べて30近い差があるのです。
WISCがすべてではありませんが、この高低差が15以上あると発達障害とも言われているのです。
「これは、かなりしんどかったでしょうね。次男さん。知覚推理が高いのでおそらくすぐに理解してしまい待ち時間がしんどくなったりしたでしょうね。」と。
とても驚きました。次男の担任からも全く同じことを言われていたのです。
そして、職員の方に「次男さんのケアはもちろんですけど、この場所はおうちの人のケアも大事だと思っています。なんでもお話してくださいね」と言ってくださいました。
そうか、おうちの人もケアしてくれるのか。いいところだなぁ。
「翌日からでも利用していいです。ただ、お試しで1時間からのほうがいいですよ」と言われ、本人にわかりやすいように写真を撮って自宅で見せてくださいと言われました。
写真よりも動画のほうがわかりやすいだろうと動画を撮影し話をしていると、男性職員の人が科学の実験ができるようにこういうものもありますと案内してくれ「次男は科学が好きなんです!」と伝えると、ぱぁっと目を輝かせて「嬉しい!いま科学が好きな子がいなくて、ぼく一緒に科学できる子が来てくれるのが楽しみです」と言ってくれたのです。
なんていい場所だろう。
好きなことに挑戦させてくれる、嫌なことはやらなくていい空間。
いやいや、悪い意味ではなく。純粋に「窓ぎわのトットちゃん」みたいな場所だなぁと感じました。
あれ?もしかして、私が探していた場所じゃないか??と。
丁寧にお礼をいって、ドキドキしながら帰宅しました。
もしかして、次男はここでもっと自分が好きになれるかもしれない。そう思ったのです。
送迎しないと行けないし、お昼ごはんの準備もしないといけない、いろんな人に助けてもらわないと継続して通えないかもしれないけど、次男の素敵な場所になるかもと感じました。
次男の担任に連絡し、「早速、次回から通うかもしれない。もう学校には行かないかもしれない」と話すと「お母さん、早いですね」と笑っていました。そうでしょう。私、決めると早いんです。
そして、担任から「次男さん、相談室の先生に『最近お母さんに言いたくない酷い言い方をしてしまう』とも相談していたそうですよ」と聞かされる。
うぅ。泣きそう。
かわいい次男。大切な次男。思春期に入ってきたもんね。言いたくない言い方もしちゃうことあるもんね。お互い様だな。うん。
次男に動画を見せながら教育支援センターの話をしました。
その時、私は次男に絵を書きながらこう話しました。
「小学校から中学校までは義務教育と言って社会に出れるまでの勉強を教えてくれる場所なの、でも教育支援センターはやりたいことしかやらないから勉強はしない。そうなると次男の勉強が十分できなくなる。だからタブレット学習も必要だと思う。次男が決めて、学校に行くか教育支援センターに行きながらタブレット学習するか。」
すると次男は「学校はいかん。タブレットで勉強する」と答えました。
分かってたけどちょっとさみしい気もする。
「あとね、次男。もし学校に行きたくなったらいってもいいんだって。教育支援センターと両方いってもいいんだってさ。学校の友達も急に次男が行かなくなったらさみしくなるかもだしね」というと、ニヤリと笑って「そうだな。たまに学校もいくわ。」と話していました。
あれ、意外!でも、完全に学校と離れてしまうこともどうかなと思っていたのでいいんじゃないかと思うのです。
もちろん教育支援センターの人には確認済です。午前、学校で午後から教育支援センターでも良いと聞いています。なんて自由!ありがたい。
次男の不登校活動。ゆるく始まりました。どきどき。
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