自己紹介
父親が死んでから、「おれがお父さんになる」と言った長男。
言葉とおり、『お父さん』になろうと洗濯物を干す時に手伝ったり(しない日もあるけど)、「大丈夫?」と気遣ったりしてくれています。
特に、『お父さん』として、次男と三男のコントロールをしようとしているのです…。
具体的に言うと「ご飯だよー」と声をかけてもなかなか席につかない返事もしない子どもたち(長男も含む…)、そして長男が「おい、おまえらご飯や!」と叱る(自分のタイミングで…)という感じです。
まぁ、夫そっくり。
夫もゲームばっかり、動画も見てばっかりで自分が終わったタイミングで子どもたちに「こら!」と声をかけていました。
ふ。そんなとこ似なくていいわ。
しかし、どうしても自分のやっている遊びを辞めることのできない次男と三男は声を荒げる長男にかなり不満げなのです。
そして、次男は父親が死んでしまってからちょっとしたことで癇癪が強くなってしまいました。『トゲ』が鋭くなったのです。
本当にちょっとしたこと。自分の思いと実際が違ったり(朝ごはん、いつもはおにぎりなのに「目玉焼きの乗っているご飯が良かった!」と突然怒り狂う…)、自分のやっていることに指摘されると鋭い『トゲ』で周りに当たり散らすようになってしまいました…。
なんとまぁ。手のかかる子だったのに更に輪をかけて…。
しかし、気持ちが落ち着くと三男におどけてみせたり、三男の気持ちを上げようとふざけてみたりする心の優しい子なんです。あと、私の心配ももちろんしてくれます。
タイトルの通り、『お父さん』になろうとする長男と『トゲ』が鋭くなった次男の争いがものすごいのです。
我が家の子どもたちは幸いにも殴り合いはしないような子なのですが、言葉の暴力が酷い。
長男は『ひろゆき』ばりの論破してきて次男をこてんぱんにしてしまいます。それがゆるせない次男は次男なりの論破をしようとするのですが、論破できていない…。これが2歳の差…。
しかし、次男は怒った時には物を投げたりたまに相手を叩いたりもするのです。次男は怒りの沸点を越えるとそれを発散するのですが、長男は決して物を投げたり人を叩いたりしません。
そう、怒りの沸点を越え、その怒りを溜め込む長男のストレスがものすごいことになっています。
腹が立ちすぎて涙目になって拳を震わせているのです。
発散方法ってなんだろうと考えるんですけど、前回二人きりででかけたアスレチックに行ったり基本的には体を動かすことだと思うのです。
長男本人に「どうしたらイライラが収まりそう?」と聞いてみると
「次男を殴りたい」
やめてけれ😭
そう、次男への憎しみがかなり強くなっているのです。もちろん仲良くゲームしたりすることもありますよ。
でも、怒りの沸点を超えた時に『気持ちを外に出せる人(上手に発散できる人)』と『気持ちを抑え込む人(溜め込む人)』でストレスの減らし方って違いますよね。
やっぱり生きていくにはストレスってつきものだから『気持ちを外に出せる人(上手に発散できる人)』になってもらいたいわけなのです。しかし、今すぐにできるもんでもない。困ったなぁと考えた結果…。
「長男、次男や三男のイライラは受け止めなくても良いんだよ。『へー、そうなんだー』くらいに受け流して良いんだよ。
あなたは『お父さんになる』って言ってくれてたけど、もちろん長男にもみんなにも協力してもらわないと生活していけないのだけれど、すべてやろうとしなくて良いんだよ。
あと、どうしてもイライラしてしまうのなら、『物理的に距離を取る』っていうのも一つの手としてあるよ。長男だけ1日とかおばあちゃんちに避難するとか。そうやって会わないようにするのもいいと思うよ。」
私の考えられる方法を伝えてみました。
この1回伝えることですべて万事解決なんてしないと思うんですけど、ちょっとずつ寄り添って一緒に解決策を考えていくのも大事かと思います。
長男は「うーん」と言って、分かってるのか分かってないのか…。
とりあえず、1日学校を休ませて家で私と掃除や洗濯したり買い物したり(これも生活するのに大切なもの!)して、あとオマケにラーメンなんか食べに行ってストレスが少しでも減らせますようにと過ごしました。
しかし、この悶々とした私には誰が寄り添ってくれるのか。
本当に、コノヤロウ。こんな四苦八苦な子育て真っ只中なのになんであなたは側にいてくれんのや!と心の中で毒づいてしまうのです。
あー。オロナミンCでも飲もう。
元気ハツラツ。
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