自己紹介
夫を亡くしてからも1日1日は過ぎていき、子どもたちの学校や園が始まったりするのですが、どうしても片付けやら、手続きやらで私のための、私だけの休日なんてちっともとれやしない。
しかし、人生には休日が必要なのです。
私が、お母さんでも妻でも遺族でもない、ただの私でいられる時間。
私は、幸いなことに友人に恵まれていまして、下は30代から上は60代まで幅広くおります。(数は多くないですよ。年齢幅のことです。)
とくに私の高校時から親しくさせてもらっている、恩師であり友人であり頼れる存在であり頼って欲しい人。
夫が亡くなって2週間ほどで1度会いに行きました。車で1時間と少しなのですが、その頃の私は車の運転自体が普段のようにできない状態でしたので、長距離運転がかなり難しく、高速バスを使って会いに行きました。
それが、その高速バスもチケットがどこにいったかわからなくなったり、降りる場所が過ぎてしまったのか?と場所もわからなくなったり本当に酷い状態で…。
眠いのに寝られないし、でも「私だけの時間」が欲しくてその友人に無理をいって時間を作ってもらったのです。
会うと堰を切ったように、夫が亡くなった日のこと、通夜・葬儀のこと。こんなに悲しいことばっかりなのに子どもたちの言動がちょっとおもしろくて笑っちゃったこと。たくさん話したいことがあり、興奮して話すのですが突然電池が切れてしまったかのように急に眠くなるのです。
「あなた、ちょっとおかしいよ」と友人は心配してくれるのですが、いっぱいいっぱい話したくて聞いてほしくて悲しくって甘えたくって、必死でした。
おいしい昼ごはんと、デパートで買ったケーキを友人のおうちで「おいしー、しあわせー」と言いながら過ごす時間はまさしく「私だけの休日」
このときはまだ妹がうちでいてくれていたので子どもたちを丸投げしていました。
あぁ、こういう「私」だけでいられる時間って本当に大事だなぁ。
普段の生活でも「母」であり「妻」であることに疲れることはあったけど。今は更に「ひとり親」で「3人の発達障害のある息子を自立できるように育てる」ことが重なって、かなりの重責になっています。
それなのに今も明日も走って(スローペースですけど)いられるのは子どもたちだったり、友人たちだったりが私を愛してくれているから。それに応えたいから。
でもまぁ、人生は長いんです(いつ終わるかは分からないけどね)。ゆっくりいきます。
本当にもう。アイツめ。絶対に私と子どもたちをそっちから守りなさいよ。見えない力で守ってくださいよ。
神頼みならぬ夫頼み。
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