発達障害の薬
我が家の子どもたちは、発達障害疑いがあり、長男と次男が内服中です。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬の解説
薬の効果と作用機序
脳内の神経伝達機能を改善し、注意力の散漫や衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善する薬ADHDはドパミンやノルアドレナリンなどの脳内伝達物質の不足などによっておこるとされる
本剤は脳内のドパミンあるいはノルアドレナリンの働きを強めたり、これら神経伝達物質のシグナル伝達を改善する作用などをあらわし、その作用の仕組みは薬剤によって異なる
成長期の小児などは特に食欲減退の症状(副作用)に注意する注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬の解説|日経メディカル処方薬事典
薬には、コンサラータ、ストラテラ、インチュニブなどの種類がありどれも発達障害で処方される薬ですが作用が色々と違います。
長男(2年前の当時体重約20キロ)は、朝 ストラテラ10㎎、夜 インチュニブ 1㎎を内服してます。次男(23キロ)は錠剤が飲めず、内服液のストラテラを朝夕3mlずつ内服してます。
ストラテラは、内服してすぐに効果はでません。2週間ほどで徐々に効果が現れ、6~8週間ほどで効果を実感できるようです。また、インチュニブも同様、効果はゆっくりと現れます。
薬の効果
我が家の効果は集中力が増しました。これは、圧倒的です。
国語で10問、書かれた通りの言葉を書き写すという宿題があるのですが、息子たちはこれを嫌っていました。まず、この宿題に絶望🙃そして、ギャーギャー言いながら少しずつ書くのですが、内服しだしてからは、10問すらすらと書けるようになりました。
もちろん、毎日すらすらなんていきませんけどね(笑)
また、学校生活(こちらが重要)では、指示の通りにくいところがありましたが、声をかけると(最重要🥲)行動に移せるようになったようです。
薬の副作用
もちろん、薬のには副作用があります。
主な副作用や注意点
消化器症状食欲減退、吐き気、嘔吐、腹痛などの症状があらわれる場合がある
特に食欲減退がみられる場合は1日の食事量や必要な栄養素などが減らないように注意する
循環器症状動悸、血圧変動などがあらわれる場合がある
神経精神系症状頭痛、めまい、不眠、傾眠、幻覚などの症状があらわれる場合がある
散瞳による眼圧上昇(メチルフェニデートやアトモキセチンなど)頻度は稀だが眼圧上昇がおこることが考えられ薬剤によっては緑内障の患者へは投与できないなど注意が必要
次男は特に気になる副作用はありませんでしたが、長男は、頭痛が4才頃からよくあるのですが、この頭痛の頻度が多くなり大変でした🥺
酷いと、泣き叫び頭を抱えてうずくまっていました。
薬の調整を行い、現在は頭痛も月に数回程度となりました🏵️
この頭痛は副作用として上記にはありませんが、薬剤師さんに確認したところ、副作用としてあるようです。
なぜ内服するのか
最初に内服のお話がでたとき、「継続して飲む薬ではありません。環境が整い、本人が成長したら止めていい薬です」と先生から聞きました。
子どもって、よく動くし、ふざけるし、調子乗ってこともあるし、本当に薬が必要なのか?本当は飲まなくても良いんじゃないか??と葛藤しました。しかし、学校の様子を聞き、子どものこと(特に長男は自己肯定感が低い)を考え、内服することにしました。
結果、内服してよかったのか?間違いないのか?それは、まだ分かりません。
ただ、内服することにより、イライラを抑え、集中力があがり、社会生活で他人に怒られることが減るのなら意味はあったのかと思います。
もちろん、内服だけでは意味がありません。本人の成長、周りの環境はかなり大事です。
周りの環境については、また次回。