自己紹介
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本当に生きにくそうだなぁと周りから見ていて思うのですが、長男は不器用なのに変なところが完璧主義です。
靴下は脱ぎっぱなし、食べたお菓子はそのままの長男なのに…。
先日、学校の宿題で『音読をChromebookで行う』というものがありました。
長男は、次男や三男がうるさい!と怒って別室に籠もっていたのですが長い間出てこず、最後には床を叩く音が聞こえてきて…。これはいかんやつや。
私は何も知らないふりをして部屋に入り、「どんな感じ?」と聞くと、長男はうなだれたままぴくりとも動きません。
これは、やっぱりいかんやつや。
小さくまるまった長男の手はぐっと握られて力が入り少し震えている。
「偉いね、よく頑張ってるよ。」と私が声をかけるとしばらくして「でも間違うからダメなんだ」と呟く。
どうやら、音読の一言一句間違わずに最後まで読み切りたいようなのです。
「いやそれは無理よー。あなたアナウンサーでもないし。というか、アナウンサーもたまに間違えたりするのに。そんな完璧にはできんよー。でも、そういうあなたの真っ直ぐさは好きよー。」
なぐさめながら褒めつつ間違えてもいいんだよと伝えるも「いやだ。おれがいやなんだ」とこだわりが…。
こんなときはちょっと時間を置くことを提案します。
「もう絶対にやらん!」と怒っている長男。時間をおいても「やりたくない」と後ろ向きで「もうやらんでいいよね?」と話してきました。
「長男、短いところまででもいいじゃない。細かいところまで読まなくてもいいんだよ。あなたはちゃんとやってるよ。でも、このまま提出しなかったら頑張っていたのに何もやってないことと同じになっちゃうんだよ。できるところまでで提出しようよ。ちなみに何回目なの?」と聞くと「7回目…」と。
めっちゃ、がんばってるよー。と褒め称え、短い音読を完璧に読み上げて提出することにしました。
不器用なのに、ここまででいいかーって思えたらきっとラクなんだろうけどなぁ。
どうでもいいことと、どうしても譲れない部分の差が激しいなぁ。
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