自己紹介
具体的にはいつから始まった愛なのか分からないのですが、少なくとも１年半以上も三男はゴジラの虜になっています。
去年の七夕。園の短冊に『ごじらになれますように』と先生が代筆してくれていて、夫に話すと「なんでゴジラなんだろうねー」と夫婦で不思議に思っていたのです。
私の購入履歴を見てみると、去年の５月にはゴジラの人形を購入していました。
ということは、それよりももっと前から「ゴジラを買ってくれ！」「ゴジラが欲しい！」とおねだりされていたのだと思います。
そうこうしているうちに2023年の秋にゴジラの映画公開予定があることを知りました。
夫と「それまでゴジラ好きかな？」「もし好きなら映画にいかないとね」と話していたのです。
まさか2023年の秋まで三男のゴジラ愛が続いているとは思いませんでした。
まさか2023年の夏には夫が死んで秋にはいないなんて思いもしませんでした。
過去に夫と話したことも、今の私には『叶いもしないことを話していた思い出』になってしまっていて苦しくなります。
いかんいかん。ゴジラを見に行くのだ。
ぎゃー。なんかかっこいい。
三男と二人、平日に行ってきました。
入場する前に「トイレ行っておく？」と何度確認しても「トイレ、ない！」と言っていた三男。(まぁ嫌な予感しかない)
キャラメルポップコーンとジュース片手に上映時間は２時間ほど。
１時間半辺り(結構いいとこ！)で「トイレ！」と叫ぶ三男。やっぱりかい。
トイレに走って戻り、それ以外の時間はしっかり見ながらキャラメルポップコーンをモリモリ食べて静かに過ごせました。
見終わった後は、売店でゴジラアイテムをじっくり眺める三男。なんだかお高いフィギュアまである。あわわわ。
三男は「これ買ってくれ！」とお高いフィギュアを指びさす。あわわわ。
「三男。今日は特別に映画に来たんだけど、そんなにお金もないから千円くらいのにしてほしいんだけど」とお願いしてみたが、通じず。
「いらん！」と叫ぶ三男を担いで、お昼ごはんを食べにフードコートへ向かいました。
「ごはん、何食べたい？」と聞いても「お腹へってない！いらん！」と怒る三男。
めんどいぞー。始まってしまったぞー。
そっか、じゃあお母さんちょっと買ってくるねー。と、三男とシェアしやすい食べ物を選ぶも機嫌戻らず…。
「三男、ごはん食べらたゴジラのやつもう一回見に行こう。何かは食べてほしいなぁ」となだめ、すかして、ようやく「ポテトとナゲットは食べる」と言われて買いに走りました。
途中で「買ったいかんのやろ！？」と自暴自棄になっていることもありましたが、根気強く「そんなこと言ってないよ」と言い続けました。
やれやれ。
再び、映画館の売店に戻ってきて、やっぱり高いフィギアがいいとごねる三男を説得して、あっちか、こっちかといいつつ。これになりました。
ゴジラの背びれキーホルダー。
なんか斬新。
本当にいいの？と何度か聞いて「いい！これにする！」と言って購入し、店をでてしばらくしたら「やっぱりあっちがよかった！」と怒っていました。
やめてくれー。
そんな荒れ荒れモードな三男でしたが、帰宅すると「カバンにつけてくれ！」とゴジラのキーホルダーを持ってきました。ふふふ。
このキーホルダー、映画館のラスト１個だったようで。
大事にしたいと思います。
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