自己紹介
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死んだ夫の車に1年点検の案内が来ました。
夫は新車を買って2カ月足らずで死んでしまったのです。
「15年くらいは乗らないとなぁ」「子どもとでかけるのもあと10年くらいかな」
そんなことを話していたのに。
車の点検の案内が来たからなのか、夫の夢を見た。
私も夫も死んだことは分かっていたのに普通に過ごしていたのがおかしかった。
夫は寝転がりながらずっとスマホを触っているし、私は台所に立ったまま話しかけている。
子どもたちもそのへんで遊んでいて、三男は「ぱぱ、かえってきたねー」と話していた。
「ねー。やっぱりさ、仕事しすぎだったなぁとか思ったでしょ?」と私が聞くと
「いや、でも休めないから、無理よ」と夫に言われた。
コイツ、死んでもまだいうか(お互いにね)
そうだなぁ。きっと「迷惑かける」「結局自分でやらないといけない」と仕事はやっていたんだろうなぁ。
「ねぇ、ぎゅーとかしてくれんのか?」と聞いてもスマホをずっといじって見向きもしない。そういうとこよ。はらたつ。
私が近くに行って「ぎゅーとかしたらいいじゃないか」というと、ぎゅーっとしてくれたかと思うと掴みどころがなくなってふわーと消えてしまった。
あら?っと思ったら目が覚めて涙が出た。
もうやだ。こんな目覚め。
「来世も一緒になりたい!」とか「唯一無二の運命の相手だったのに!」なんては思っては居ないのですが、
ただただ、まだ見るはずだった子どもたちの未来も老けていくであろう顔もどんなに思っても願っても手に入れることができないことに腹が立ち悔しくて悲しいのです。
こんな風に思っていても、夫が居ない生活はもうすっかり馴染んできてしまいました。
生活はしないとね。でもなんか辛いのは残っちゃいますね。
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