自己紹介
三男の父親。私の夫は今年の夏に急死しました。子どもたちの習い事に行って自宅に戻ると死んでいたのです。ほんの1時間半前には話をしていたのに。
子どもたちにとって『死』は、急に身近なものになってしまいました。
長男は「こういう話は聞いたことがあったけれど、自分の身には起きないと思っていた…」と話します。私もそうです。本当に夢のよう。嘘みたいです。
三男は「もし、ぼくが死んだらね」と急に話し始めました。
「長男も次男も死んでしまっていて、最後にぼくが死んだらね。まま、上にあがる道を教えてね」と。
天国までの行き方を聞いてきました。
なんの前触れもなくです。
「そうか、三男は天国までの行き方がわからないから聞いてくれたんだね。でもね。ままも知らないんだよ。きっとぱぱも知らなかったんだよ。でもね、死んだらきっと分かるんだろうよ」
そう伝えました。
「そうなの?」と三男は驚いていました。
「だって、誰も死んだことなんてないじゃない。初めて死んじゃうからね。きっとその時にわかるんだと思うよ」と。
なんで6才の子どもが「ぼくが死んだら」の話なんてしているのよ。夫のばかちんが。そう思いつつ。
私の子どもたちはみんな『絶対にタバコは吸わない』『ストレスは良くない』ということを知り、『命は急になくなるかもしれない』ことを理解したのは、紛れもなく父親の死を体験してから。
きっと夫の死は、この先、子どもたちの健康を守るもの。そう信じています。
子どもたちよ。私より先に死ぬでないぞ。お父さんより長生きするんだよ。
応援ここよ
↓ ↓ ↓ ↓