自己紹介
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以前ほどの喪失感はないんですけど、日常のふとした瞬間に絶望することはまだまだあります。
夫の車と似ている人が居た時、面白そうなアニメを見つけた時、天気の移り変わり。
「あ、夫かも」「夫に言わなきゃ」と、一瞬考えてしまいその次の瞬間に絶望します。
「あぁ、もう居ないんだ」と。
本当に嫌になります。だいぶ元気な感じで過ごしているんですけど、この絶望が襲ってくると涙目になってしまうのです。
阿吽の呼吸がとれる仲良し夫婦だったわけではありません。
かといって怒鳴り合いはしたことのない夫婦でしたので「あれ面白いよね」「この話知ってる?」とお互いに気づいたことを話したりLINEしたりしていたことができなくなったという絶望は夫の死んですぐ私の心を大きく揺さぶりました。
今、新しい日常が送れているのですがやっぱりどこかで夫を探しているのだと思います。
いや、そんなめっちゃいい夫でもなかったのにね。
使ったティッシュはそのままの時あるし、椅子には上着やズボンをどんどんかけていって最後には椅子がひっくり返っていたし。
どうでもいいことをはじめ、子どもの話なんかをこちらからしてもスマホから目を離さないし。
それでも思いやりがある時も優しい時もあってずっと居てほしかったからこんなに悲しくなるんだろうな。
喪中ハガキすら出さない私はやっぱり意固地で変わっている妻なんでしょうね。
季節はすっかり冬。鍋がキライだった夫が居なくなったので鍋の頻度がぐんとあがった冬です。
ふんだ。
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