自己紹介
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子どもたちはよく私に話しかけてきます。
心に余裕がない時は「今、〇〇をしているから終わってからにしてほしい」と全て受け入れたりはできないのですが、なるべくお話は聞いています。
その中で、次男はちょっとおもしろい話をしていました。
「お母さん、おれ、未来のことがわかる時がある」
おやおや、いきなりぶっこんできましたよ。「えー、どんな時?」とりあえず聞いてみました。
「正夢っていうんかな?この動画見たことあるって思うことがあるんよねー」と。
「あぁ、それは正夢だろうね。そんなことがあるんだねー」と話をしていると
「おれさ、未来がわかるならお父さんのこと助けたかったわ。今でも時間を戻して助けたいって思う。病院に連れて行って治してもらいたいって思うわ」
次男は今でも死んだ父親を助けたいと思っている。それが切なかった。
「そうだね。お父さん自身も自分が病気だと気が付かなかっただろうからね。お母さんも時間を戻せるならお父さんを助けたかったわ」と私の気持ちも話した。
「でもさ、お父さん病院嫌いだから行かなかったかもしれんよなー」と次男は悔しそう。
「あぁ。たぶん、行かないだろうね。歯医者にも行かないからなぁ」と死んでもなお悪口(?)を言う私。
「おれ、絶対に病院連れて行くわ!」と次男は自信満々に言っていました。
『お父さんを助ける』
時間は戻らないし、父親は生き返ることはない。
でも「もしできるのなら」と次男の思いはずっとあるようです。
切ないなぁ。
来月で夫が死んで1年です。
もう1年?まだ1年?
私もまだ『安らかに眠ってください』なんて思えないなぁ。
『こんなに気がかりな子どもたちを残して、ずっと見守っておきなさいよ』
って思っちゃう。ほんと、誰にも言えないわ。
だめな喪主です。
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