自己紹介
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去年、急死した夫。
結婚生活は14年目でした。たった14年の夫婦。
葬儀場でのやり取りで「フツウは配偶者が喪主となります」という一言で「やります」と言った私。
夫が死んで3時間後の出来事でした。
通夜、葬式、四十九日、一周忌、新盆と一通りの供養を終えたのですが、私は『妻』になりきれていないなと思うのです。
法要もどこか他人事のようにも感じるし、準備もお支払いも全て義理実家の父母が行い、私はただいるだけの喪主なのです。
「わからないので教えてください」とは義理実家に伝えていましたが、おそらく幼い子ども3人を抱え、パートといえど仕事をして家事をしている私を気遣ってくれていたのだとは思います。
ないものねだりなんでしょうね。私。
かといって、義理実家の父母のように毎日仏壇のご飯を変えたり、お墓にいったりはしない私はやっぱり『妻』になりきれていないのでしょうね。
私は『夫』のつもりなんですけど、義理実家にしたら『息子』なんですもんね。
なんだか先日、急にそう思ってしまって。
かなり久しぶりに泣いてしまいました。
そう、私はもう急に不安や悲しみに襲われて泣いてしまうことはありません。悲しくなることはありますけどね。あの人は死んで、私は生きていますから。
今は『母親』として頑張るしかないですね。
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