自己紹介をどうぞ
荒れていた小2のときの長男。しかし、原因は別のところにもありました。
小3になってしばらくしてからです。トレーシングペーパー(写し絵のする紙)を使うのが流行していて、小3の担任から何枚かもらいせっせと鬼滅の刃の写し絵を長男は描いていました。
私が「そんなに先生から何枚ももらったら悪いから、おうちの持っていきな」と長男に伝えると少し黙って「いやだ」と言いました。
「俺が持っていったら、先生、信じてくれない。」
え?!どういうこと??
私は詳しく理由を長男から聞きました。
それは、小2の時、自宅からトレーシングペーパーを持っていって友達と絵を描いていたら当時の担任から「長男さん、その紙をどこからもってきたの?!先生の机を勝手に開けたんでしょ!!」と叱られたらしい。そして、長男は「違う!家から持ってきた」と言っても、「お母さんに聞いたらすぐに分かるんだからね!先生の机から取ったんでしょ!」と言われたそうです。
「だから、俺、先生にとったってまた思われる」
とても悲しくなりました。日頃の長男の行いは決して良いものではなかったと思いますが、長男の小2時の担任からこのような言葉を投げかけられていたとは…。
「ねぇ、長男。今は3年生だよね?今の担任の先生は長男のこと、きっと信じてくれると思うよ。」と話しましたが、結局、長男はトレーシングペーパーを学校に持っていくことはありませんでした。
発達障害のある長男は、一見、真面目にしていない・集中力ない・できないことが多いように見られます。その通り、できないこともありますが、誤解されやすいところもあります。
今回の長男の元担任は、長男と向き合って話のしてくれない一方的な大人でした。
しかし、残念ながらこのような経験は今後もすると、私は思います。その度、長男は悲しい思いもすると思います。
今から出会う多くの人の中から、長男を信じてくれる人がいること、愛してくれる人がいることを知り、そんな人達と生きていってほしいと思います。
長男の話を聞いた時、まだ他の学年の担任をしていた元担任に一言、言ってやりたい気持ちもありましたが、結局言っていません。
こういう大人もいるんだよという、長男の経験になったのだと思うようになりました。
決して良い経験でもないし、させたい経験でもないけれど、社会ってみんなに優しいわけじゃなかったりするわけでして。
私の目標は、子どもを自立した大人にすること。
困った時、辛い時に周りに頼ったりできる、しなやかな強さを持った、傷つけたり傷つけられたりしながら育ってほしいと感じています。
ぽぽぽち
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