なかなか壮大なテーマですが、もう本当にこれは小さな積み重ねです。やってはいけないことをしているときにその都度、子どもに伝える。感情的に伝えるのではなく、「あなたはそう思っているんだね」と相手の気持ちを受け止め、「私はこう思うよ」と親としての思いを伝える。
この繰り返しだと思っています。
私は、我が子を人間の大人にすべく努力しています。しかし、私と子どもだけの世界ではない。色んな人と関わりながら、理解されないことや認められる経験を積みながら、育ってほしいと思っています。
最近の話ですが、長男(小5、発達障害)が家庭科ノート(言葉が穴あきになっていて埋めるようになっている)を真っ白で先生の付箋付きで持っているのに気づきました😇
長男は授業を受けるのが苦手。家庭科のような興味もない授業はさらに上の空で過ごしいるようです。
付箋付き…。仕上げてくださいってことか?と言葉の穴埋めをしようとしてもよくわからない。右隅には「教科書◯〜◯ページ」と書かれてある。
長男に「家庭科の教科書は?」と聞くも「わからない。学校かな?」と。
夏休みやぞ😇
しかし、真っ白を見つけてしまったらやらんといかんやろ😇長男を連れて学校へ。
長男、こういうとき学校に行くのが苦手です。先生に「〇〇忘れたので取りに来ました」と言えないのです。今日こそは自分で言ってもらうよ!と説得しながら校舎へ。幸いにも担任を見つけることができて、さぁ要件を!を長男を前に出すと
うなだれ、首を横に振り続け、泣きそうになっている。
自分の気持を伝えるのはちょっと苦手な長男ですが、こうなってしまう時はもう自分の殻に閉じこもってしまって「できません」アピールをしてしまう。
私にはそんなに大変なことのように思わないが、長男にとってとても大変なことのようです…。しかし、この「困っているときに助けを求める」というのは彼に絶対必要な能力なので身につけてほしいと思っています。
「長男、苦手なんだね。でも、自分のことだから自分で言えるようになってほしい。」と説得するもイヤイヤと首を振り続け、涙が落ちてきました😑
そこまで、攻めたいわけでもないので。
「必殺、二人羽織!」と叫びながら長男の背後から手を取って「家庭科の教科書忘れたのて取りに来ました!」と言いました😂
本人は嫌がっていましたが。
うーん。なかなか難しい。いろんな人と関わる経験をもっと積まねばと思っています。
しかし、小5やぞー、自分で言ってくれー😫と心のなかでは叫んでます。本人には言えませんが😑
いつまでもお母さんにしてもらうじゃ、本当に一人で困ったときに何も言えないんじゃ、本人が辛くなっちゃいますから。