幼稚園の先生をちょっとしていました
本当にちょっと。1年間だけ。3歳児の担任をしていました。
卒業してすぐでした。
その時、感じたのは隣の同じ3歳児のクラスとの差。
子どものわちゃわちゃ感、騒がしい感じがあった私のクラス。指導の力量の差、一生懸命過ぎて空回りしてるのを感じつつもなんとかしなければと、子どもの1年間預かるのに何をやってるんだという自責の念がありました。
学校は、教育学部で4年間、幼児教育、小学校教育、障害児教育などを学び、それぞれ実習もいき、アルバイトは保育園の預かりをしていました。
私は、ポンキッキー好きだったし、おかあさんといっしょも好きだったので、子どもについて考えるのは楽しかった。でも、子どもの命も含めて成長も預かるというのはこんなにも重圧なのかと週末になると涙があふれた。
私にとって20名の子どもたちは、20分の1であるが、子どもたちや保護者からしたら、1分の1なのだといつも思うようにした。
もう少し、「私の今の精一杯はこれだから仕方ない」と肩の力を抜いていたら良かった。
結婚して、出産してからもそうで、知識があるから、勉強したからと意固地にならず周りにもっと頼るべきだったと今になって思う。
今、私の子どもたちは発達障害がある。私だけではどうしようもない。色んな人に相談して、聞いて、考えて、決断は自分だけど、周りに助けられているなと思っている。