小1の春
学校給食が始まってしばらくした日のことだった。
私は、育休中で在宅しており、お昼過ぎ、小学校から電話がかかってきた。
「お母さん、長男さんがアレルギーのような症状がでているのですが、お迎えにこれますか?」
長男は元々、アレルギーが色々あった。しかし、小麦や牛乳もあるが、普段食べる分には問題なく、2才のときから花粉症を患っていた🙃
赤ちゃんの三男を抱えて小学校へ行くと
両目が腫れて、白目部分がゼリー状ようになっている長男がいた
これはいかーん😧
先生に詳しく話を聞くと、給食のクルミパンを何口か食べたら、様子がおかしくなった。保健室で目を冷やして、だいぶ腫れはひいてきたが…
とのことだった。
これで、腫れが引いたの!?🙄
私はかかりつけの小児科に電話し、昼休憩の終わり少し前だったが、診ていただけるとのことで、急いで向かった。
向かう途中、長男はうとうととしかけていた。何だかこのまま寝かせたらいけない気がして、起こしつつ、病院へ向かった。
病院にて
病院につくと、すぐさまベッドに運ばれ、血圧を常に計測する機械につながれ、先生と話をした。
アナフィラキシーショックです。今、血圧を測っていますがたまに下がってしまいます。この、下がったときが危ないです。死ぬこともあります。救急車を呼びます。
ショックで、夫に電話した。夫もショックを受けていた。「今からいこうか?」と夫は言ったが私は断った。
来たって仕方がない。むしろ、次男の迎えや三男回収に向けて準備をしておいてと。
私は人生初の救急車に乗った。
長男も意識がハッキリしてたらきっと楽しかっただろうに。
救急搬送先の病院では、観察入院で一泊だけ入院した。点滴につながれたまま、「これ、いや」といいながら。
後日の採血結果から、クルミのアレルギーがあることがわかった。ナッツ系のアレルギー検査はしたことがあったが、クルミの項目はなかった。
これ以降、エピペンというアナフィラキシーショック時に使う自己注射を持つようになった。
幸いにも実際に使ったことはないが。
アレルギー検査はしたことがあったのに、項目に入っていなかった為に知ることがなかったクルミアレルギー。
まだ、気付いてないアレルギーがあるかもしれない。
みなさんもお気をつけください。
ちなみに、長男を病院につれていくとき、意識を失わないように声を掛け続けるのは良いことでした。
アナフィラキシーショックとは、何かしらのアレルゲンなどに対して全身性のアレルギー反応が引き起こされ、血圧の低下や意識状態の悪化が出現した状態を指します。
アナフィラキシーショックが生じた際には、迅速な治療が必要です。また、一度アナフィラキシーショックを起こしたことがある方は、再度同じ原因物質に曝露されることで同じように非常に重い症状を起こします。アナフィラキシーショックについて | メディカルノート